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| 目黒雅叙園 創業77周年特別記念展 華道家 假屋崎省吾の世界 目黒雅叙園で開催中の人気の華道家・假屋崎省吾さんの作品展を取材させて頂きました。 昭和10年に完成し、当時、昭和の竜宮城と評されたという百段階段の各階に配置された部屋はまさに豪華絢爛、わが国が世界に誇れる文化的建築物といえます。当時の日本画壇の著名作家が手がけた天井、欄間には、ふんだんに絵画、彫刻、螺細工などがちりばめられていおり、最高の贅が尽くされています。 そして、その完成された空間に、花々をあしらうことにより、新たな生命を吹き込んだ假屋崎氏の作品は圧巻です。今回の展示では、ここ数年の作品展より人工的な素材は少なく、自然の花の艶やかさや、流木をはじめ見たこともない不思議な枝や木が、より前面に押し出され、活き活きと使われた展開となっています。それらは動きだしそうな位、エネルギーに満ちており、まさに自然の持つパワーを体感させてくれます。テレビでは、気さくな人柄が伺える假屋崎氏ですが、改めて「美をつむぎだす手を持つ人」と美和明宏さんに評された言葉の意味が感じられる作品展です。
假屋崎花教室の前野さんにうかがいました。 日本の美意識には、いわゆる「わびさび」の世界と、一方でねぶた祭りや豊臣秀吉に愛用されたような金銀玉石をちりばめた「絢爛豪華」の二つの要素があります。目黒雅叙園は後者の極みといえます。そうした長い歴史を持つ静止した美の空間に、假屋崎省吾が「花」という生きたエネルギーを吹き込むことにより、永遠と一瞬の美が交差する、新たな「絢爛豪華」の世界が生まれます。 命のあるものを活けるという作業は、実は大変つかれます。それは、いける前の切り取られている植物は、人間でいえば怪我人のような状態だからで、早く水をあげて助けてあげたいと思う気持ちがつのり、どんどん気をとられるからです。しかしながら、活け上げると、植物はしたたかに生き返り、命の呼吸が復活し、逆にそれを見た人にエネルギーを与えるようになります。ですから、花展を見に来た人は元気になるのです。 今回の作品展では、自然界にある妙なもの、不思議な感じのするものを多く取り入れています。そこから自然界のすばらしさと人間の調和を感じていただけたら嬉しい限りです。 また、笠間の大輪の菊、世界で金賞をとっている河野メリクロンさんの蘭もふんだんにあしらっています。ものごとに始まりと終わりがあるように、日々表情が変わっていく花の姿もその時々の美しさ、はかなさを感じさせ、毎日違う魅力があふれています。一度訪れた方も再びいらしていただければ、また違った美しさに出会うことができるでしょう。 百段階段 百段階段は旧目黒雅叙園の三号館にあたり、昭和10年4月に完成。 十畝(じゅっぽ)、漁礁(ぎょしょう)、草丘(そうきゅう)、静水(せいすい)、清方(きよかた)の六室がある。漁礁以外は主に担当した画家の名前がついており、それぞれの画家の個性が強く表現された部屋となっている。 |
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| 特設ランチブッフェのご案内 『假屋崎省吾の世界』開催期間中、園内宴会場において、特別ランチブッフェをご用意。優美な空間で至福のときをお楽しみください。 営業時間 午前11:00〜午後4:00 料金 お一人様 3,000円(税・サービス料込み) 宿泊のご案内 作品展が終了してしまった後、百段階段を見学したい方の為のスペシャル企画 東京タイムクルージング |
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